メダカちゃん

火鉢…見なくなりましたね。ひと昔、じゃないな、ふた昔、もう一声、みい昔とでも言うんでしょうか。10年をひと昔と表現するなら…

 

移動させらせる小さめの、いろりの様なもので、四角いのもありますが、多くは上から見たら丸で、どんぶり鉢の様にくり抜かれていて、あ…底の深い炭焼きビビンバの入れ物に近いかな…直径50cmぐらいでしょうか。高さも同じくらいかな。中に灰を入れて、火のつけた炭を入れて暖かい状態を保ちます。

暖をとるための道具、器具です。手をかざして温めたり、上に網を乗せてお餅や、スルメを焼いたり、お茶のきゅうすをかけたり、炊きオカズをしかけたり。

上部の周りは10cm程の腕を乗せたり、コップを置いたりできる形になっている火鉢もあって、その部分に猫ちゃんが暖まろうと、乗っかって居眠りをし、中に落ちて灰まみれになった…と言う話しもよく聞きました。

今は色んな暖房器具があるので、火鉢の出番がなくなってきています。インテリとしてオシャレに使っている人はあるかも…

そんな行き場をなくした火鉢ですが、もう随分前から、メダカのお家として使われているところが多くあります。

ウチもそうなんです。ここのメダカちゃんは黒色です。他に白や黄色のメダカちゃんを見た事があります。

小さいけれど、黒色のメダカちゃんはよくみると、少しグロテスクに感じますね…

そっとのぞくと、いました。目が光ってたので一段とグロテスクに見えたりしますが、更にじーっと見てるとかわいいもんです。

その火鉢の中の水を、いつもの野良猫ちゃんが美味しそうに飲んでいる姿をよく見かけます。f:id:kawanonagare:20180627212714j:image

そんな時は下に潜って、無事に過ごしてね…

メダカちゃん…