野良猫ちゃんの一日

この辺り、畑が多く平和なので野良猫ちゃん達が次々やって来ては去って行きます。

ところがここ数ヶ月、新しい顔の野良猫ちゃんは来ていません。

5年ぐらい前から、ずっといる子。

白サバ猫の「サバちゃん」。

この辺りの野良猫のヌシと言うには貫禄がなさすぎると言うか…あどけないと言うか。

今朝、窓の外の畑に目を向けました。

サバちゃんが畑の中で、しゃがんでいました。

これはよく見かける姿です。

土の中にいるネズミやモグラや虫が出てくるのをひたすら待っているのです。

どのくらい待つのだろう…と。

間で何度も様子を伺ってみる事にしました。

なんてヒマな私…

最初に見たのは10時頃。

30分ごとに…

12時過ぎました。

ありゃ…

ずっと土と、にらめっこしているんです。

3時…まだやってます。

今日は寒いのに、足かっちんこに冷えてるんちゃうやろか…

なんて根気のええこっちゃ…

4時前にようやく上の畑に向かって歩いて行きました。

6時間か…

何も捕まえられなかったみたいです。

きっと眉間にシワを寄せていたのに違いない…

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サバちゃんの張り込みに時間使ってしまった…